AKB48 Team 8

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2023.05.02
AKB48チーム8、活動休止前最後のコンサートを開催! 昼公演はOGメンバーも参加
2014年4月3日(木)の結成から9年。活動休止を発表したAKB48チーム8の休止前最後のコンサートとなる〈AKB48チーム8 春の総決算祭り 9年間のキセキ〉昼の部・夜の部の2公演が、4月30日(日)に神奈川県・ぴあアリーナMMで開催されました。

昼の部では、メンバー総勢29名が横1列に並びステージに登場すると、結成後初めてファンへのお披露目となった〈AKB48 リクエストアワー セットリストベスト200 2014〉での挨拶を再現。衣装も初期のチーム8を象徴する青チェックのワンピースで、会場を一気に当時の気持ちへと引き戻しました。坂口渚沙は「あの時はあどけなくて頼りない感じだったんですけど、9年経った今日は集大成を見せられるようにがんばります!」と笑顔で挨拶。また、濵咲友菜がデビュー当時の髪型でこのコンサートに臨んでいることを明かすなど、メンバーそれぞれが9年間の集大成となるコンサートへの意気込みをにじませました。

最初の楽曲はチーム8初のオリジナル楽曲『47の素敵な街へ』。"ガチ恋口上"と呼ばれるファンの盛大なコールが鳴り響き、"これぞチーム8らしいコンサート!"を体感するオープニングに。『蜂の巣ダンス』『好きだ 好きだ 好きだ』とオリジナル楽曲が続いたあとは、4月26日(水)に発売したばかりのAKB48 61stシングル『どうしても君が好きだ』をチーム8 ver.で披露しました。また本田仁美・小栗有以ら東日本メンバー15名、大西桃香・倉野尾成美ら西日本メンバー14名にわかれてのパフォーマンスでは、東日本メンバーがSKE48の『パレオはエメラルド』など3曲を、西日本メンバーはNMB48の『ナギイチ』など3曲を披露。続くMCではチーム8 関東エリアの冠番組「AKB48チーム8のKANTO白書 バッチこーい!」が"延長戦"として復活! 番組でお世話になったドランクドラゴンの鈴木拓さん、そしてOGメンバーの佐藤栞が駆けつけ、当時と変わらない掛け合いを見せてファンを楽しませました。

ユニットパートでは、坂口・小栗・倉野尾の3名が『ウィンブルドンへ連れて行って』をかわいらしさ全開でパフォーマンス! 本田・下尾みう・高岡薫・川原美咲は『エンドロール』を憂いを帯びた表情で披露し、岡部麟・髙橋彩音・平野ひかる・大西は『She's gone』ををしなやかなダンスで魅せました。高橋彩音・小田えりな・濵・奥原妃奈子・吉田華恋はは『10クローネとパン』の世界観をミュージカルさながらのパフォーマンスで見事に表現。チーム8オリジナル楽曲『ジタバタ』も披露するなど、バラエティー豊かなユニット曲を次々と披露し会場を盛り上げました。

中盤には、チーム8 オリジナル楽曲『挨拶から始めよう』など3 曲を全員で披露。チーム8恒例の名物コーナー「撮影可能タイム」 も実施し、カメラを向けるファンに最高の笑顔で応えました。続いて披露したのは、47⼈で活動していたチーム8とって初めての選抜楽曲『汚れている真実』。横山結衣・中野郁海らOGメンバーがサプライズで登場し、オリジナルメンバーでのパフォーマンスが実現。ファンからは大きな歓声があがりました。さらに『一生の間に何人と出逢えるのだろう』では、OGメンバー32名がステージに登場! 現役メンバーと合わせて総勢61 名の歴代チーム8メンバーが集結するとさらに熱い盛り上がりを見せました。初期にセンターを務めていた中野は、「普段はテレビとかステージでAKB48 を引っ張っているチーム8 メンバーを見て元気をもらってたので、1ファンとして応援してたのに、こうやって最後にステージに呼んでいただいて、みんなと⼀緒にパフォーマンスする機会を得られて本当に嬉しいし、温かい雰囲気で迎えてくれたメンバーも大好きです!」とコメント。チーム8メンバーで初めて"お母さん"になった山田菜々美は、「こんな非日常的な時間と景色を見せてくれたメンバーにはほんまに感謝やし、来るかも分からないのにうちわを持ってきてくれる温かいファンの人が懐かしいなと思ってすごく安心しました。これからの1人ひとりの活躍を楽しみにしてるから......! でもチーム8......ほんまに寂しい......子ども産んだら涙腺が......」と目を潤ませながら激励。OGメンバーからも強いチーム8愛が伝わる温かい⼀幕となりました。終盤には、チーム8オリジナル楽曲『思春期のアドレナリン』『星空を君に』『西高東低』『生きることに熱狂を!』をエネルギッシュにパフォーマンス! 最後は全員で『夢へのルート』を披露し本編を終えました。

アンコールが開けると、61st シングルにカップリング収録されているチーム8 のオリジナル楽曲『サヨナラじゃない』をコンサート初披露! 続く『恋する充電プリウス 〜恋するフォーチュンクッキー2〜』では再びOGメンバーがステージに登場しました。小田から"チーム8 でずっと最年長"と紹介された太田奈緒は、「やっぱりチーム8ってスタッフさんとかファンの皆さんに本当に愛されてるんだなって思ってすごく幸せだし、その⼀員として自分がいられて本当に良かったなって心から思います! 素敵な時間をありがとうござ いました!」と感謝を伝え、OG メンバーはステージを後に。最後は現役メンバーによる『10 年桜』で、その歌詞のようにいつかまたチーム8として再会する日を思いながら、昼の部を締めくくりました。

夜の部は、チーム8メンバー全員による『RIVER』で幕を開け、岡部・⼩栗の「AKB〜!」の掛け声に続いて全員で「チーム8!」と叫ぶと、会場からも呼応するような意気盛んな声があがりました。チーム8のオリジナル楽曲『制服の羽根』やチーム8 ver.の『どうしても君が好きだ』など4曲でオープニングを飾ると、岡部は「ついにこの時が来ちゃいましたね......! チーム8 活動休止前最後のコンサートです! チーム8らしさ全開でラストステージお届けしたいと思います!」と力強く挨拶しました。

ユニット曲のパートでは坂口・髙橋彩音・坂川陽香・徳永羚海・行天優莉奈が『初恋ダッシュ』を、岡部・清水麻璃亜・⼩栗は 『抱きしめられたら』を妖艶な表情でパフォーマンス。「第5回AKB48 グループ歌唱力No.1 決定戦 ユニット戦」にチームで出場した小田・川原美咲・倉野尾は『君の名は希望』を歌唱し、美しいハーモニーで会場を魅了しました。続いて、メンバーが「ダンス選抜」「かわいい選抜」に分かれてパフォーマンスを披露! 本田・倉野尾ら「ダンス選抜」は『Make noise』『Escape』を圧巻のダンスで魅せ、岡部・小栗ら「かわいい選抜」は『今、Happy』『彼女になれますか?』で、キュートな笑顔を会場中に届けました。終盤には、⼩栗がチーム8メンバーとして初めてAKB48のシングル表題曲のセンターを務めた楽曲『Teacher Teacher』など4曲を披露。『だけど...』『GIVE ME FIVE!』は、この日をもってAKB48を卒業する濵・平野ひかる、そして卒業を発表している清水・服部有菜・藤園麗の5名を中⼼にパフォーマンス。清水は「こんな大きな会場で、卒業予定の5名で歌うことができて幸せです! 卒業後もみんなで前を向いて、今まで通り仲間と⼀緒に前に進んで行けたらと思っています!」とまっすぐな眼差しで話しました。

本編もラストスパートに入り、数々の地方イベントで披露してきた『ラブラドール・レトリバー』やチーム8 のオリジナル楽曲『夢へのルート』など思い入れが強い5 曲をパフォーマンス。その中の『ポニーテールとシュシュ』のイントロでは高岡薫がバイオリンを演奏。全国ツアーなどでおなじみだったその音色が、結成からの日々をあらためて思い起こさせるようにしみじみと会場に響き渡りました。最後はチーム8の最新曲で、チーム8オリジナル楽曲全16曲 の振付が⼊っているという『サヨナラじゃない』を披露し、本編を全力で駆け抜けました。

盛⼤な「チーム8」コールが鳴り響く中、ついにアンコールがスタート! ファン1人ひとりに気持ちを届けるように会場内をまわりながら、『スクラップ&ビルド』『永遠より続くように』『⻘空のそばにいて』をパフォーマンスし、髙橋彩音のピアノに合わせて『一生の間に何⼈と出逢えるのだろう』を心を込めて全員で歌唱。歌い終えたメンバーがステージの中央に集まり抱き合う姿は感動的であり、あらためてチーム8の絆の強さを垣間見られるシーンでした。

エンディングでは、6月10日(土)にCS テレ朝チャンネル1 にてチーム8 最後のドキュメンタリー「AKB48 Team8 9 年間のキセキ」が放送されると発表! 岡部は「チーム8 をずっと追いかけてくれた高橋栄樹監督が今回つくってくださいました! 放送を楽しみに待っててくださーい!」と笑顔で呼びかけました。 チーム8ラストコンサート昼夜2公演のフィナーレを飾ったのは、チーム8 の代表曲『47の素敵な街へ』! メンバー全員の魂を込めたパフォーマンスにファンもこの日1番のコールで応え、会場がひとつになりました。

すべてのパフォーマンスを終えると、⼩栗は「チーム8は"9 年間のキセキ"というコンサートタイトルの通り、9年間みんなで活動してきました。楽しいこととか、嬉しいこととか、悔しいこととか、苦しいこととか全部チーム8メンバーはみんなで共有してきました。最初はAKB48 の中で、なかなかチーム8のことを認めていただけなくて、スタッフの皆さんとメンバーとたくさんもがいてきました」と振り返り、ときどき涙で言葉を詰まらせながらも「でも今はこうして、こんなに大きな会場でたくさんのファンの方に観ていただけて......チーム8が大きくなれたのも、初期の頃から携わってくださったスタッフの皆さん、そして チーム8のことを好きになってくださったファンの皆さんのおかげだと思っています! 本当にありがとうございました! チーム8が 休⽌になって、AKB48⾃体もチームはバラバラになってしまうんですけど、みんなの心がひとつになるきっかけのひとつだと思っています。1人ひとりが48グループを盛り上げようという気持ちで、これから前に向かって突き進んでいけたらいいなと思います。チーム8 は私たちの青春そのものでした。私たちはチーム8 のことが⼤好きです!」とチーム8、そしてファンへの愛をしっかりと伝えました。

会場全体が感動的なムードに包まれる中、総合プロデューサーの秋元康氏からの手紙のサプラ イズも! 本田が代読した手紙には、"解散"といわないことについて「チーム8は、君たちメンバーの中で、応援してくれたファンのみんなの中で、⽀えてくれたスタッフの中で、もちろん、僕の中でも生き続けるからです。だから、さよならの代わりにこの言葉を送ります。『ありがとう。また、会いましょう』」という言葉が。愛情溢れるメッセージを受けとった本田は「先生が言ってくださったように、解散という言葉は使わず、またみんなで会える日を楽しみに私たちも精⼀杯がんばっていきますので、これからもよろしくお願いします!」と力強い言葉で応えました。 最後は全員で「9 年間ありがとうございました!」と感謝を叫び、温かい拍手と「ありがとう」の声が降り注ぐ中で9 年間のチーム8の歴史に幕を下ろしました。


【昼公演】

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【夜公演】

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